10年前アメリカに駐在していたときにはまだ東芝とSONYのパソコンがアメリカのHPやDELLと対等に張り合いお店でも多くのスペースに陳列されているのを誇らしく見ていたのを思い出します、しかし、今では日本のメーカは相次ぎ撤退、その一方で海外メーカーはシェア拡大してきました。

かつて半導体シェア一位だった日本は韓国との価格競争に破れ、今のシェアは8%だそうです。

パソコンのメモリを多く供給していたエルピーダはとうとう破綻し米国マイクロンに買収され、吸収合併されました、そして今では韓国ハイニックス、サムスン、マイクロンだけがパソコンのメモリの供給メーカとなった結果、競争は失われ減産調整により価格をつり上げることができるようになりました。

メモリの価格が下がらない理由


メモリ価格はこの2年で3倍近くに跳ね上がりました

日本の相次ぐ撤退にも関わらず世界的なパソコンやタブレット、スマートフォンの需要は拡大しており、メモリ価格は急騰、さらにパソコンの心臓部CPUは供給が間に合わずパソコンの生産が待ち状態になるなどCPUの供給価格も高騰する結果になりました、

その結果、パソコンの価格は部品の価格高騰のコスト増を販売価格に上乗せされることになり、円安も重なり今後パソコンの販売価格は上がっていくことになります。

パソコンが割高になる理由
1、メモリ価格の高騰
2、CPU価格の高騰
3、円安による輸入価格上昇

以上のことから、いますぐ買い替えが必要でないかぎりパソコンの購入はおすすめいたしません。

2、3年落ちのパソコンは性能も今と遜色なく、Windows10対応の物もありますので、中古PCを探すのが一番おすすめです。